素材の柔らかさを伝える
アクリル加工技術
ORIBEKKOはクリアアクリル板と、織物や和紙等の素材、それらと共に封入するアクリル樹脂の3層構造のパネルです。
素材をあえてピンと張らず自然な状態で封入することで凹凸感が表現され織物や和紙の魅力がそのまま伝わります(A-rise製法)。 そのため光の当り方、見る角度によって様々な表情を楽しむ事ができるのが特徴です。
主な使用例
様々な用途でご利用できます。
- #ホテルのロビーカウンター
- #案内パネルの土台
- #花飾のディスプレイ台
- #和装チェア
- #照明スタンド
- #コースター
- #感染防止アクリル板
LINE UP
西陣織
-
N1 霞 / 金〈kasumi/gold〉
-
N2 霞 / 銀〈kasumi/silver〉
-
N3 スパイダー / 紫〈spider/purple〉
-
N4 小牡丹 / 金赤〈kobotan/gold red〉
-
N5 青海波 / 銀〈seigaiha/silver〉
-
N6 青海波 / 羽衣銀〈seigaiha/hagoromo silver〉
-
N7 千両裂〈senryoukire〉
-
N8 スパイダー / 朱赤〈spider/vermilion〉
和 紙
-
W1 オーラ / シルバー〈Aura / silver〉
-
W2 オーラ / コッパー〈Aura / copper〉
-
W3 ハク / シルバー〈Haku / silver〉
-
W4 グリスン / ブラウン〈Glisten / brown〉
-
W5 グリスン / レッド〈Glisten / red〉
-
W7 ハギ〈Hagi〉
-
W8 シブキ / シルバー〈Shibuki / silver〉
- ※接着・切削・曲げ・穴あけ加工ができます。
- ※自然光に長時間当たり続けると変色する可能性がある為、室内でのご使用をおすすめいたします。
- ※最小の厚みは6mmとなります。(交差±1mm)
- ※中に入れる素材によっては多少の気泡が残ります。ご了承くださいませ。
- ※一点一点手作業で制作している為、皺や色、柄の位置など異なります。
- ※受注生産の為、加工期間については担当までお問い合わせくださいませ。
- ※サイズ:
西陣織 650mm×1800mm
和 紙 800mm×800mm
(種類により900mm×1800mm)
ご要望のサイズがあればご相談くださいませ。
製品が出来上がるまで
ここではKBS京都「京bizX」に出演した際に手がけた什器が
出来上がるまでの工程手順をご紹介いたします。
出来上がりのイメージ図案に基づきアクリル、金属、木工、サインそれぞれの部署に合わせた設計図面を作成してから制作に取り掛かりました。上は完成イメージ。
左は完成イメージ。
下右は、収納スペースのある土台に引き出しを取り付けたイメージです。
-
STEP 01
まずは「ORIBEKKO」にするため、アクリル板に封入する素材を決めていきます。(今回は西陣織)
-
STEP 02
各パーツで使われる、アクリル、金属、木工などの寸法や位置などを決めていきます。今回は扇をイメージした照明器具を作っていきます。
-
STEP 03
オブジェを支える土台となる木工パーツは、強度だけでなく引き出しも取り付けるなど、機能的な部分も考慮しながら設計・組み立てていきます。
-
STEP 04
骨組みとなる金属板のカット面を手で安全に触れることができるように一つ一つ丁寧に仕上げていきます。
-
STEP 05
扇子の骨組み部分である「扇骨」をイメージした金属板を溶接しながら組み立てていきます。
-
STEP 06
板状の「ORIBEKKO」を熱を加えながら湾曲にカットした後、金属版や他のパーツと組み合わせていきます。
-
STEP 07
最後に照明器具を取り付け、発せられる光の強さや方向を調節し完成です。
KBS京都「京bizX」出演動画